方向性を見失うと、力強く継続する活動は不可能です。私たちは、ライフセービング活動を、「楽しいから」やっています。楽しくないことはしません。続きません。いくら美しい言葉や高い目標を掲げても、それだけでは続きません。持ちません。
ライフセービング活動は、しばしば深刻な場面に遭遇します。生命を守るために、個人の知識・技術・体力と、チームの有機性が完璧に求められます。それができなければ、ライフセービング活動ではありません。この点に関しては、妥協を許しません。できるように普段から努力します。本番では、念入りな準備とシステム構築に時間をかけます。
しかし、厳しい崇高な理想だけでは、継続する力とはなりません。私たちは、この活動を心から楽しんでいます。楽しいから、おもしろいから、続けています。「好きやなあ」と言われれば「好きです」と笑って答えています。海が好きで、人が好きで、海が楽しければ自分ももっと楽しいです。
こんな仲間を増やして、和歌山の海を仲間で守りたい、楽しく海を守りたい、それが私たちの目指すものです。
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